太東崎、房総半島の中間に位置し、戦時中には砲台が設置されていた。現在はわずかに台座の跡が残るだけである。灯台は木立の中に白い姿を見せている。傍らに、お土産屋さんがあるだけである。しかし、ここからの眺めは格別です。遠く銚子・犬吠崎、南に大原漁港まで見渡せる。いすみ市岬町、大多喜方面の山並みが一望できる。

 太東崎灯台。所々に錆が見えて、古いものだろうと想像される。灯台は必要なものである。大事なものである。そんな実感は案外無いもので、その姿の美しさだけがイメージされる。
 太平洋です。春霞がかかっています。いつもこんなに穏やかなわけではありません。風が強くて、砂がまいて濁っているのが、普通の状態です。ですから、このあたりの九十九里浜から勝浦方面までの海岸線はサーファーのメッカとして多くの人たちがやってきます。最近は、特にサーフショップの出店が目立っています。
 手前に見えるのが、夷隅川の河口です。128号線ではいすみ大橋で渡ることになります。遠く、岬の先端が大原漁港です。伊勢海老の漁獲は日本一だそうです。秋には「大原はだか祭」が有名です。
 このあたりがいすみ市岬町です。梨園や田畑が点在しています。専業農家は少なくなってるそうですがのんびりとした雰囲気のする土地柄のようです。山際に、大多喜町、養老渓谷などがあります。

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